is01の潜在能力を引き出すアプリ&設定
rootを取ってから日増しにis01の快適度が上がっているのを実感する。
そこで、is01にインストールしている主なアプリを列挙しつつ、どのような設定をしているのかメモ書きしておく。
2.root作業用アプリ
- sheditor (エディタ。is01向けなのでとても使いやすい)
- GScript Lite (コマンド保存実行アプリ。root拡張。ファイルはsdカードにも保存可能)
- 端末エミュレータ (コマンド実行アプリ。root拡張。定番)
- ES ファイルエクスプローラー (ファイル操作アプリ。root拡張。定番)
- Ghost Commander (ファイル操作アプリ。root拡張。定番)
ランチャーやワンセグ、ケータイアップデート等の組み込み系常駐プロセス(アプリ)のリネームは、sheditor(エディタ)でコマンドを記述し、GScript Lite(コマンド保存実行アプリ)に保存してから実行している。リネームすることでcpuやメモリの無駄使いを抑制する効果があるみたい。数えたらプロセス(アプリ)を20以上リネームしてた。
解像度やcpuクロックの変更(build.prop)は、build.propを書き込み可能にするコマンドをGScript Liteから呼び出して、sheditorで編集して実行している。「ro.sf.lcd_density=192」
端末エミュレータは、カメラやビデオの無音化で使ったぐらいであまり使わないが一応入れている。
ES ファイルエクスプローラーとGhost Commanderは両方とも素晴らしいファイル操作アプリであり、かつ、root機能にも対応している(例えばGhost Commanderは/data/data/の閲覧やコピーが可能。busyboxへのパスを通せばchmodが使える)ので重宝している。
3.要rootアプリ
- AutoKiller Memory Optimizer (メモリ管理アプリ)
- Cache Cleaner (キャッシュ消去アプリ)
- MarketEnabler (キャリア偽装アプリ)
- ShootMe (スクリーンキャプチャーアプリ)
- Titanium Backup (全アプリ&データのバックアップアプリ)
AutoKiller Memory OptimizerはpresetをOptimum (40,50,60)で運用中。Android System Infoで確認する限り、常にメモリを40MB程度freeに保とうとしているみたい。しかもandroid本体のタスク管理(Low memory killer)の設定数値を書き換えるだけっぽいので、cpuやメモリを無駄に消費することがない。試しにStrict (60,70,80)に設定したら、いつもは緩慢な動きをするAndroid System Infoがサクサク動いたので笑ってしまった(Android System InfoではLow memory killerの設定値が変わっていることも確認できる)。presetの数値を大きくすれば動きが快適になる可能性はあるが、他方ブラウザで開いていた画面などが強制終了させられそうで加減が微妙っぽい。なお、is01を再起動するとLow memory killerの設定が元に戻るので、まずis01rooterでrootを取った後に、あらためてAutoKiller Memory Optimizerを起動する必要がある。presetのショートカットを作成できるのでこれを利用するのがお勧め。
まさに神アプリなので、is01でrootとってワンセグやランチャーなどをリネームして殺している人なら、入れて損することはないと思う。その際、他のautokill系のアプリを外す方が競合しないし無難かと。
4.ツール系アプリ
- ADW for is01 (HOMEアプリ)
- PreHOME (HOMEアプリ。クイック起動を利用してタスク切替用に使用)
- Spare Parts (設定アプリ。解像度を変更した際に必要)
- 履歴消しゴム (履歴一括消去アプリ。root不要の神アプリ)
- Android System Info (タスクマネージャー他アプリ)
- ジョルテ (カレンダーアプリ。ウイジェットのカスタマイズが自在)
- News and Weather (天気&ニュースアプリ。ウィジェットとの連携が素晴らしい)
- Speed Dial Folder (フォルダ管理アプリ)
- Folder Organizer lite (フォルダ管理アプリ)
- MapDroyd (地図アプリ。オフラインでもGPSで現在位置を確認可能)
- Volumer++ (音量設定アプリ。シンプル。4つまでカスタム設定を登録可能)
- Lookout (セキュリティアプリ。軽い)
- OI Safe (パスワード管理アプリ。高機能かつ使いやすい。csv入出力に対応)
- DayWeekBar (日・曜日の表示アプリ。ステータスバーに常駐。軽くてスマート)
- Shaddapp (インストールアプリ一覧出力アプリ)
ADW for is01はis01の画面を最大限使うことができる上に、カスタムショートカットが凄すぎる。アクティビティを指定できるので、各種設定へのショートカットが作れる。私はフォルダにまとめて管理している。
例えば、以下のような設定画面へのショートカットが可能。
- 電池情報
- 電池使用時間
- 充電池データ
- 使用統計情報
- FMトランスミッター
- クイック起動
- アプリケーションの管理
- アプリケーション開発
- wifi設定
- wifi詳細設定
- VPN設定
- 画面表示
- 日時設定
- セキュリティ&位置情報
Android System Infoは、起動中のアプリごとにcpuとメモリを表示してくれるので便利。android.prosess.mediaなどが暴走しているときもすぐ分かり、直ちに止められる。この手のアプリをいろいろ試したがこれが一番。また、cpuのMHzごとの使用時間を表示してくれるのも嬉しい(is01のcpu管理はプロセスが暴走さえしていなければ優秀)。ただし、このアプリは重いので、ウィジェットは使わず、常駐させていない。
5.エンターテイメント系アプリ
- 縦書きビューワ (青空文庫ビューア。使いやすく、解像度変更にも対応)
- Tuboroidon (2chビューア。最高)
- twicca (twitterビューア。定番)
- Pulse (RSSビューア。素敵)
- TuneIn Radio (インターネットラジオ。主に60s)
- Raziko (インターネットラジオ。国内FM)
- 3 (音楽再生アプリ。機能も見た目もgood)
- Skyfire (ブラウザ。限定的だがflashを見ることも可能)
- Toddler Lock (音と色の感覚的なアプリ)
- Documents To Go (オフィス互換アプリ)
- テレビ番組表 (使いやすい)
- 改fring for IS01 (ビデオチャットアプリ)
Documents To Goはis01にプリインストールされているアプリ。バージョンアップした上で、主にPDFビューアとして使用中。Jコミの漫画を読むにはandroidではこのアプリぐらいしか見当たらない。ラブひな等をズーム25%で閲覧(もう少し解像度がよかったら嬉しいが)。ちなみにAutoKiller Memory OptimizerのpresetをStrict (60,70,80)に設定してみたところ、pdfの描画速度が劇的に早くなり、またもや大笑いしてしまった。is01はどのようなチューニングをされて出荷されているのであろうか。
普段はリネームしているのでワンセグは常駐していない。必要なときは、GScript Liteに保存している「start_oneseg」をワンクリックすれば再起動までやってくれるから楽チン。月に数回使うか使わないかだからこれで十分。再びワンセグを殺す場合は、GScript Liteに保存している「stop_oneseg」をワンクリックするだけ。
is01はos1.6だし、インカメラがあっても独自拡張だし、ビデオチャットは無理だろうと諦めていたところ、つい最近改fring for IS01の存在を知る。試したところ、着信音が鳴らない、通信が不安定、ハウリングが酷いなど、使いにくいところはあるが、そんなことは些末なことなので、我慢するか工夫すればいいだけの話。何しろis01でビデオチャットができるのだ!!!(skype for auって何?) is01のカスタムROMで最も期待しているのが実はこのビデオチャット機能。遠方の親戚と格安(というか既存のwifiを使えば無料)でビデオチャットができる日がついに到来! 凄いぞis01。
6.まとめ
osが2.2や2.3でないけれども、現状のis01に満足してる。キーボード付きで、画面は大きく(解像度を変更すれば更に快適)、処理速度は早く(要チューニング)、メモリにも余裕があり(要チューニング)、ワンセグやFMトランスミッターが使える上に、カーナビにもなるし、待望のビデオチャットにも対応。Flash10.1が利用できるようになれば更に素敵だが、近いうちに可能になるんじゃないかと楽観視している。
現在の不満は以下の通り。
- iWnn IME SHの予測候補リストを横幅一杯に広げ、かつ、縦4段表示を縦1段表示にする。
- システム文字の大きさ、及び、ダイアログの各項目の間隔を小さくする。
- 「ro.sf.lcd_density=160」にしてもレイアウトが乱れないようにする。
- Flashの表示。
カーネルの入れ替えなどをすれば実現可能かもしれないが、現時点ではそこまでリスキーなことをするつもりはない。
【追記】2011-03-16
上記不満はほぼ解消されたのでメモ。
- iWnn IME SHの予測候補リスト → なくても日本語入力のスピードはあまり変わらないので表示しなくなった。
- 「ro.sf.lcd_density」 → 162 に設定。文字サイズが固定される「縦書きビューア」から、文字サイズが可変の「A・文庫」に乗り換えた。162に設定したおかげで、ダイアログの各項目の間隔も適度になった。
- Flashだけはどうにもならないが、iPhone向けにFlash代替ページを用意しているサイトならば、Rock Player でストリーミング再生できるので便利。標準ブラウザでもrootを取ればユーザーエージェントを偽装できるので問題なし。なお、カーネルの入れ替えをした上に、オクでis01を買い増したので、音が出るようになったら一台を2.2か2.3にアップする予定。